エレクトロニクス基礎研究所の研究内容

本研究所は、エレクトロニクスの基礎となる新材料開発、新評価手法の開発を目的としている。 新物質や新技術の開発には、設計→作製・合成→評価のプロセスの繰り返しが必要である。このプロセスを 進めるために、本研究所では、高度な試料作製・合成ができる設備と、その固体表面・界面構造、電子状態、 局所濃度や形状に関する原子・分子レベルでの評価を的確かつ迅速に行うための最新測定装置の充実を図ってきた。また、新しい評価技術の開発にも取り組んできた。現在、本研究所では、以下の4つのテーマを柱 に研究を展開している。

  • ・ナノ・メゾスコピック領域での新材料の探索
  • ・量子効果を利用した新デバイスの設計と開発
  • ・原子・分子レベルでの極限評価手法の開発
  • ・ナノスケールレベルでの界面・表面形成と評価