ワークショップ

「シンチレーター材料の現状と新しい展開」
日 時 2011年2月21日(月)13:00~18:00
会 場 大阪電気通信大学 寝屋川学舎 M号館9階会議室
寝屋川市初町18-8 電話 072-824-1131
(京阪電鉄 寝屋川市駅より 徒歩10分)
主 催 大阪電気通信大学エレクトロニクス基礎研究所

現在、シンチレーターは各種の放射線やX線の検出、原子核物理学・宇宙物理学分野における高 エネルギー粒子の検出、さらにはPET等を代表とする医療分野にまで広く応用されている。これらの分野の需要に応えるべく 新しいシンチレーター材料の研究開発が活発であるが、さらなる展開、発展のためには克服すべき課題も多い。

今回企画したワークショップは、この分野で活発に活躍している研究者がお互いの情報を交換し合い、シンチレーター材料開 発の現状と今後の展開についての認識を共有できることを目的に企画したものである。この分野に興味のある研究者、学生の 諸君にご参加いただき活発な議論を期待したい。

プログラム
13:00~13:05 はじめに
主催者
13:05~13:45 In添加アルカリハライド混晶シンチレーターの発光特性
大橋良太、安居伸浩、大村秀之、田 透(キャノン)
13:45~14:25 超微粒子含有シンチレーターの開発-発光体および放射線吸収体としてのナノ粒子の導入
越水正典(東北大学工学研究科)
14:25~15:05 電子正孔対多重生成下における希土類イオンの励起機構
北浦 守(山形大学理学部物理学科)
15:05~15:45 シンチレーション材料他向け可視 -真空紫外励起・可視 -真空紫外発光ビームライン計画
福井一俊(福井大学工学研究科)
15:45~16:00 休 憩
16:00~16:40 貴金属陰イオンを微量に添加したCsI結晶の発光特性
河相武利(大阪府立大学理学系研究科)
16:40~17:20 ハロゲン化物 / 酸化物微粒子を分散させたアルカリハロゲン化物薄膜結晶のシンチレーター材料としての応用の可能性
平井 豪(立命館大学理工学部)
17:20~18:00 アルカリハライド超微粒子形成とシンチレーション機能
大野宣人、大野 彬(大阪電気通信大学)
18:00~ 懇親会(Z号館3階学生ホール)

【問い合わせ】

大阪電気通信大学工学部 大野宣人
tel: 072-824-1131(内線2260)
e-mail n-ohno@isc.osakac.ac.jp

【参加申し込み】

懇親会への出欠を明記の上、下記までご連絡ください。
大阪電気通信大学エレクトロニクス基礎研究所 鉄尾 実與資
tel: 072-824-1131(内線2588) fax: 072-820-9010
e-mail feri@isc.osakac.ac.jp