ワークショップ
日 時 | 2019年3月30日(土)11:00~17:30 |
---|---|
会 場 | 大阪電気通信大学 駅前川キャンパス 1階101教室 寝屋川市早子町12-16 電話 072-824-8900 (京阪電鉄 寝屋川市駅より 徒歩3分) アクセス |
参 加 費 | 聴講:無料(事前申し込みが必要です) |
主 催 | 大阪電気通信大学エレクトロニクス基礎研究所 |
共 催 | 名古屋大学宇宙地球環境研究所 |
エレクトロニクス基礎研究所では、ワークショップ「あらせ衛星が拓く宇宙プラズマ研究」を企画いたしました。
地球近傍の宇宙空間であるジオスペースには、MeVを越えるエネルギーを持つプラズマ(放射線帯)からeV以下の低いエネルギーのプラズマ(プラズマ圏) までが重なり合うように存在し、互いに波動を介して影響をおよぼしあっています。2016年12月20日に打ち上げられたあらせ衛星は、これら6桁以上にわたる 広いエネルギー幅のプラズマを連続的にカバーして観測を行い、さらにプラズマの波の波形観測も行うことで、放射線帯の粒子がどのように生成・消滅するのか 明らかにしようとしています。このような総合観測は技術的に大きな困難を伴うためにこれまでほとんど行われて来ませんでしたが、あらせ衛星では新たに機器 を開発し、目覚ましい観測成果をあげつつあります。
本講演会では、3人の専門家をお招きして最新の研究成果をご講演いただきます。また、平成30年度名古屋大学宇宙地球環境研究所研究集会「プラズマ圏の 観測とモデリング」も連続開催し、プラズマ圏の研究成果発表および科学戦略の議論を行います。
この分野のみならず、広く宇宙環境変動に興味をお持ちの研究者の方々や学生の諸君に多数ご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。
11:00~11:05 | はじめに |
---|---|
川口雅之(大阪電気通信大学エレクトロニクス基礎研究所長) | |
11:05~11:50 | あらせプラズマ波動観測による内部磁気圏中の微小イオンの同定 |
三好由純(名古屋大学) | |
11:50~12:35 | あらせプラズマ波動観測から探るプラズマ圏のサイエンス |
笠原禎也(金沢大学) | |
12:35~13:40 | 昼 食 |
13:40~14:25 | あらせ衛星および内部磁気圏衛星で観測される低エネルギー重イオン |
能勢正仁(名古屋大学) | |
14:30~17:30 | 名古屋大学宇宙地球環境研究所研究集会「プラズマ圏の観測とモデリング」 |
【問い合わせ】 大阪電気通信大学工学部 尾花 由紀 |
【参加申し込み】 大阪電気通信大学エレクトロニクス基礎研究所 古賀 弘 |